少年革命家ユーチューバーとして、発信を続けているゆたぼんさん。
中学校に行かない宣言をして、多くの大人から賛否の声が続出しています。
でも、ゆたぼんが心配され、非難される背景には、父親の存在が大きいと言われています。
心理カウンセラー・中村幸也さんについて、様々な声をまとめてみました。
もくじ
ゆたぼんの父親は心理カウンセラーを名乗っているだけ?

中村幸也(なかむら ゆきや)さんは、心理カウンセラーを職業としています。
いま、心理カウンセラーとしての父親を疑問視する声が多くなってきていますが、中村さんは、どのような経歴で、心理カウンセラーになったのでしょうか。
ゆたぼんの父親・中村幸也が心理カウンセラーになるまで
中村幸也さんは、心理カウンセラーになるまで、どのような経歴をお持ちなのでしょうか。
大阪府茨木市にて出生
中学時代・・煙草を吸い廊下を歩く 盗んだバイクでグランドを走る
暴走族の副総長
恐喝・窃盗・傷害・喧嘩・シンナー・麻薬・覚醒剤などを行なう
中学卒業後、すぐ就職をするが、3ヶ月で辞職
その後は、20回以上の転職を繰り返している
高等学校卒業程度認定試験(旧大検)を取得
パソコンのスキルを身に付け営業職を始める
営業の傍ら、独学で心理学とカウンセリングを学ぶ
「日本メンタルヘルス協会」の衛藤信之氏の下で講座で心理について学ぶ
現在は、心理カウンセラー、あきらめる生き方の専門家、禁煙カウンセラー
引用元:ハート出版
かなり、ヤバい経歴です。
また、中村さんのブログのプロフィールには、
医者や弁護士になるのには資格が必要だけど、誰かにやさしい言葉を投げかけるのに資格なんかいらない。
ただ、やさしい気持ちがあればいい。
愛の心があればいい。
とあります。
この文面を見ると、自称・心理カウンセラーということでしょうか。
心理カウンセラーの資格はあるのか
一般的に「心理カウンセラー」と聞くと、「臨床心理士」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
現在、心理に関する資格は、数え上げるときりがないほど実施されています。
その中でも「臨床心理士」は民間の資格ではありますが、もともと内閣府が認可している公益法人が認定をしている資格です。
つまり、半民半官の資格ということです。
また、2017年には、国家資格としての「公認心理師」が定められました。
どちらも、基本的には、大学・大学院での科目履修と終了が受験の条件となります。
これを聞くと、かなり難易度の高い資格、そして、信頼度の高い資格ということです。
一方、「心理カウンセラー」という資格は、実は無いのです。
「心理カウンセラー」と名乗ってしまえば出来る仕事なのです。
「心理カウンセラー」と名乗ることを規制する法律もないので、名乗ったもの勝ち!とも言えるのです。
中村さんは、大学に行っていないので、どの程度、心理カウンセラーのお仕事が出来る人なのでしょうか。
誤解の無いように補足しますが、「心理カウンセラー」としてお仕事をしている人の多くは、「臨床心理士」などの資格をお持ちです。
特に、自治体などで仕事をする場合の条件は、「臨床心理士や公認心理師」の資格を求めています。
ゆたぼんの父親・心理カウンセラーとして疑問視する声続出!
ゆたぼんさんの父親、中村さんに対して、様々なツイートがあります。
ゆたぼんの父親って心理カウンセラーなんだね。
けど、高卒認定は取ったけど大学には行ってないのか。
ということは、臨床心理士でも公認心理士でもないのね。
自称心理カウンセラーってとこか。— ちょらこ (@kocyora) April 24, 2021
ゆたぼん…。この子よりも父親に疑問を感じる。
昔ヤンチャで窃盗、恐喝、傷害事件を繰り返してたみたいだけどそれには被害者がいるということを忘れてないか?
偉そうに心理カウンセラーとか言ってるけどまず自分が傷つけた人達の心のケアをしなさい
学校がどうとか学歴がどうとか1番この人が拘ってる— H2 (@H293093405) April 17, 2021
https://twitter.com/nagi69223779/status/1382533435592372224
心理カウンセラー・中村幸也の書籍の評判
中村幸也さんは、『あきらめる勇気ー人生はあきらめが9割残りの1割で幸福になる方法』を出版されています。
しかし、その評価は芳しくありません。
・なんか説得力がない
・こうゆう人、親になってはいけない!っていい「悪いお手本」だと思う
・逃げてるだけで何も解決していない
・内容がスカスカ中身無し
引用元: Amazonレビュー
中村幸也の心理カウンセラーとしての評価は

中村さん一家は、2018年6月に大阪から沖縄へ移住をしています。
その際のブログの投稿で、
長女が急に行かないと言い出した
長女をメインにして計画を練っていたが、白紙に戻すことに・・・
わがままな長女が抜けた
と批判をしました。
この事に対して、「学校に従わない子はいい子で、親に従わない子はわがまま?」という指摘が出る事態になりました。
我が子の事とは言え、心理カウンセラーを名乗っているのであれば、言葉を選ぶべきでしょう。
中村幸也のカウンセリングメニュー
中村幸也さんは、ご自身の仕事として心理カウンセラーをしていますが、カウンセリングメニューは、以下の3コースです。
・LINE通話・電話カウンセリング・・・1時間/ 15000円
・LIME・メールカウンセリング・・・1ヶ月/ 50000円
・対面カウンセリング・・・1時間/ 30000円
・マンツーマンでの対面カウンセリング・・・1回1時間/ 6000~10000円前後
・医療機関でのカウンセリング・・・1回/ 3000~5000円前後
・オンラインカウンセリング・・・1回45~50分/ 6000~10000円前後
これはほんの一例で、カウンセラーによって違うかもしれません。
こう見ると、中村さんの料金体系は、少し高く感じます。
中村幸也の心理カウンセラーとしての資質
そもそも心理カウンセラーを名乗るのであれば、相談者の悩みを解決できるように、日々勉強をされていることを望みます。
「資格のキャリカレ」のホームページを見ると、こんなことが書いてありました。
カウンセリングとは、専門知識やスキルを持ったカウンセラーとの対話によって、相談者が抱える悩みや困りごとを解決できるように導くプロセスのこと。
カウンセラーがアドバイスをするというより、悩みを傾聴し、コミュニケーションを通じて、相談者が頭や心の整理ができたり、気づきを得たりすることが役割。
また、カウンセラーが守るべき倫理として、
専門家としての能力向上の責任
是非、そうあって欲しいですが、今の言動を見聞きすると、ちょっと違いませんか?と言いたくなります。
まとめ
少年革命家ユーチューバーとして、発信を続けているゆたぼんさん。
ゆたぼんさんにYouTubeを勧めたのは父親。
お笑い芸人に将来なりたい、ゆたぼんさんが言っていたことがきっかけです。
傍から見れば、ゆたぼんさんにYouTubeをやらせているのは、お金儲けのようにも見えてきます。
心理カウンセラーであれば、ゆたぼんさんが、「中学に行かない」と言ったときに、そのまま受け止めるのではなく、別の方法もあったのでは、と疑問を感じます。